特に露出の多い時期になると気になるワキの黒ずみ。
いくら素敵なファッションに身を包み、綺麗にメイクしても、ワキの黒ずみが見えると台無しになってしまいます。楽しいはずの時間を過ごしていても、なんだか気分が沈んでしまいますよね。
『どうしてワキが黒ずんでしまうの?』『黒ずみを消すことはできないの?』と疑問に思っている方も多いはず。
今回は、ワキの黒ずみが生じる原因と、改善方法について解説します。
ワキの黒ずみが生じる原因とは?
ワキの黒ずみにはいくつかの原因が考えられます。
何らかの原因によって皮膚にメラニン色素が増加し、肌のトーンが濃くなってしまうケースや、古い角質が溜まることで皮膚が黒ずんで見えるケース、遺伝的要因など様々です。
それぞれの原因についてご説明していきます。
- ムダ毛処理によるダメージ
- 摩擦による肌荒れ
- 乾燥肌
- 遺伝的要因
- 古い角質の蓄積
ムダ毛処理によるダメージ
腋の下は、身体の中でも最もムダ毛処理をしている部分の一つ。毛の量が多く、密集しており、1本1本が太いため、ムダ毛処理をする際に肌に大きな負担がかかってしまいます。
ムダ毛の自己処理の方法としては、カミソリ、毛抜き、除毛クリーム、家庭用脱毛器などがありますが、どれも多かれ少なかれ皮膚にダメージを与えます。
ムダ毛の自己処理の方法で最も多いのがカミソリです。カミソリを使用する場合、1〜2日おきに剃るという人が多いのではないかと考えられますが、ムダ毛だけでなく表面の皮膚も薄く削り取っているため、皮膚への負担はかなり大きなものとなります。剃った後にかゆみやかぶれが生じたら、カミソリ負けの状態です。このようなダメージが蓄積されると、皮膚を守るためにメラニン色素が多く作られるため、黒ずみの原因となります。
また、毛抜きで抜き続けると、毛穴や皮膚を痛めてしまい、毛包炎のリスクが高まります。毛根周辺の皮膚がダメージを受けると、その部分にメラニン色素が増加し、毛穴がぶつぶつと黒ずむ原因となります。
除毛クリームは毛を溶かして取り除くものですが、化学合成成分によって肌荒れや炎症を起こす可能性があります。
摩擦による肌荒れ
衣類や下着による摩擦・締め付けにより、メラニン色素の合成が促され、色素沈着してしまうことがあります。また、入浴時にナイロンタオルなどでゴシゴシ身体を洗う習慣がある人も色素沈着を起こしやすいと言われています。このような症状を摩擦黒皮症(ナイロンタオル黒皮症)と言います。
- サイズの合わない下着を身につけている
- 身体を締め付けるような洋服を着ている
- 身体はゴシゴシこすって洗わないと気が済まない
このような方は、摩擦黒皮症を引き起こしやすいと考えられます。
摩擦黒皮症は、肌が黒ずむということ以外には特に症状はありません。見た目を気にする場合を除き、放置しても問題はありません。
なぜ摩擦によって皮膚が黒ずんでしまうのかというと、外部からの刺激によって、皮膚を守るためにメラノサイトが活性化し、メラニン色素が多く生成されるためです。
物理的な刺激を慢性的に繰り返し受け続けることで、皮膚は厚くなり、メラニン色素は増加します。最終的には皮膚に黒ずみが定着してしまいます。
乾燥肌
皮膚は、乾燥すると外気や常在菌などの外からの刺激に弱くなり、ダメージを受けやすくなります。適度な皮脂が皮膚表面を覆うことで、水分の蒸発を防ぎ、皮膚のバリア機能が正常に働くようになります。
乾燥肌を防ぐためには、保湿効果が期待できる食品やサプリメントを摂取したり、こまめに保湿ケアをすることが大切です。
また、洗いすぎには注意しましょう。強い洗浄成分が含まれたボディーソープや石鹸の使用は皮脂を取りすぎてしまうため、できるだけ避けるようにしてください。
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遺伝的要因
遺伝により、メラニン色素が通常より多い人もいます。特に膝や肘、ワキ、太ももの付け根、お尻、乳輪など、部分的にメラニン色素が集中することもあります。このような場合でも、適切なケアで改善していくことは可能です。
古い角質の蓄積
腋の下は意外に洗い残しが起こりやすい場所。よく洗っていなかったり、すすぎ残しがあると、垢や汚れ、石鹸カスなどが溜まってしまうことがあります。
また、肌の乾燥や炎症、ストレス、食習慣、生活習慣の乱れなどによって、肌のターンオーバーが乱れ、肌に角質が溜まりやすくなることもあります。
このように、垢や古い角質がたまっていると、皮膚の表面が黒っぽく見えてしまいます。よく洗って清潔に保つことが大切。
ただし、ゴシゴシこすると摩擦による黒ずみが発生してしまいますので、こすり過ぎは厳禁です。湯船につかって、表面の垢をお湯でじっくりふやかしてから、優しく取り除くようにしてください。
ワキの黒ずみ・色素沈着を改善する方法
一旦ワキの黒ずみができてしまったら、放置しても自然に改善することはほとんどありません。毎日の美白ケアや習慣の見直しが必要となります。
できるだけ肌のターンオーバーを整えられるように規則正しい生活を送り、ビタミン豊富な食事をとることも大切です。
ここからは、ワキの黒ずみ・色素沈着を改善する方法について見ていきましょう。
洗う時にゴシゴシこすらない
摩擦黒皮症は、外部からの物理的な刺激が続くことで生じます。症状を軽減するためには、できるだけ摩擦を起こさないということが必要です。
黒ずみが気になるからといって、固いナイロンタオルでゴシゴシこすると逆効果になってしまいます。ゴシゴシ洗わないと清潔になった気がしないという方もいるかもしれませんが、皮脂や角質が過度に落とされ、乾燥を促進してしまう恐れも。
年齢を重ねた肌は、ホイップ状の泡で優しく撫でるように洗うのがベスト。この方法は、皮膚の乾燥予防にも適しています。
綿やシルクの下着を着る
摩擦黒皮症のような黒ずみがある場合には、綿やシルクの下着を使用するのがおすすめです。天然素材の下着を着ることで、化繊のチクチク感や摩擦、静電気から肌を守ります。できるだけ締め付けの少ない、リラックスできるような作りのものを選ぶと良いでしょう。
永久脱毛する
ムダ毛の自己処理で皮膚がダメージを受け、色素沈着を起こしているケースは非常に多いです。この場合、自己処理を続けるほどメラニン色素は増加し、黒ずみが定着してしまいます。
このケースでおすすめなのが、ワキの永久脱毛です。美容外科や皮膚科などの医療機関で受けられる医療脱毛であれば、永久脱毛に近い効果が得られると言われています。
料金や時間を要しますが、一旦施術を受けてしまえば、半永久的にムダ毛処理をしなくて済むようになりますので、自己処理によるダメージを受けることはなくなります。
また、医療レーザー脱毛には美肌効果もあります。何度も通っているうちにワキの皮膚の黒ずみが改善する可能性もあります。
なお、エステサロンや脱毛サロンで受けられる施術では、永久脱毛の効果はありませんのでご注意ください。
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保湿する
皮膚が乾燥すると、物理的な刺激やダメージを受けやすくなるため、メラニン色素が増加し、色素沈着しやすくなります。
入浴後、肌が乾燥する前に素早く化粧水や乳液を浸透させてください。特に乾燥が酷い部分はワセリンを塗り込み対処します。
正しい保湿ケアを続けることで皮膚が柔らかくなり、乾燥肌の状態が改善します。
美白クリームでケアする
実際に黒ずんでしまった皮膚を改善するためには、美白成分の含まれたクリームでケアするのが効果的。市販の化粧品を使用するよりも、皮膚科などで処方される薬の方が美白効果は高いです。
市販品を購入する場合は、トラネキサム酸などの美白効果が高い成分が配合されているものを選ぶと良いでしょう。ただし、成分濃度が高いほど肌荒れを引き起こしやすいというデメリットもありますので、最初から高濃度のものを選ぶのは避けたほうがいいかもしれません。
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